教会で奏楽をされる皆様、尊いお働きに感謝いたします!
私も、教会で奏楽の奉仕をさせていただいているのですが、讃美歌の電子化があまりにも快適で、素晴らしかったため、シェアさせていただきます(*^^*)
どなたかの参考になれば、幸いです。
昨年、9月に無印iPad9世代を購入し、念願かなって、讃美歌の電子化を行いました。
楽譜に限らず、iPadで書類管理できるのは、いろいろな面で解放されて最高です!
今回は、楽譜の電子化のメリットとデメリットをお伝えいたします。
実際の電子化の方法・使い方の説明は下記の記事をご覧ください!
楽譜電子化のメリット5つ
1. たくさんの楽譜を開かなくて良い→心のゆとり
教団教派や礼拝スタイルによると思いますが、私の教会では「前奏」「献金」「祝祷」は奏楽者が、さまざまなジャンルから曲を決められることになっています。
そのため、新しい賛美や、他の讃美歌集、オルガンの楽譜など、たくさんの楽譜から選び、弾く際には、たくさんの楽譜集を開かなくてはいけませんでした。
まだまだ未熟者な私は、「次はこの楽譜集を開いて…」「この楽譜をどかして…」という作業がどうにも大変でした。
「楽譜を落として、鍵盤にあたってしまったらどうしよう…」「静かに動かさないと…」と気を遣っていました。
電子化してからは、ページのコピーが簡単にできるため、「その日の奏楽に合わせたファイル」を作成することができるようになりました(*^^*)
これを初めて使ったときには、感動しました。
今まで、気を遣って礼拝に集中できなかったこともありましたが、指でスクロールするだけで、次の楽譜が見えるのです!
そして、風や衝動で起きうる、「ページめくれ」や「楽譜が落ちる」といった災害も無くなりました(笑)
iPadは、風でページがめくれることも、譜面台から落ちてくることもありません。
嬉しい限りでした。あー、主に感謝☺️
2. 荷物が軽くなる
これは、上記の通り、たくさんの楽譜を持ち歩く必要がなくなるため、荷物が軽くなります。
奏楽の練習のときには、たくさんの楽譜集を持って教会に来て、選びながら練習していました。
しかし、iPadを持ってくれば、全ての楽譜が見れるので、本当に気軽に練習に来ることができるようになりました!
また祈祷会や隙間時間にも、iPadさえ持って入れば楽譜があるので、練習できるのも嬉しいメリットでした。
3. 曲決めの効率化
私の教会では、礼拝前5〜10分、前奏2分、そして、讃美歌1曲を続けて弾きます。
そのため、出席されている方が歌いやすいように、コードを合わせています。
讃美歌がFコードの場合には、前奏の曲をFに、Dの場合にはDにしています。
そこで、前奏に使いたい賛美をあらかじめピックアップしておき、それぞれのコードごとのファイルを作成しています。
賛美が決まった時点で、同じコードのファイルを開いて曲を選ぶことで、以前より早く曲を決められるようになりました。
もちろん、コードを変換すればよいのですが、作曲者の方が、歌いやすく、雰囲気に合わせてコードを選んでくださっていると思うので、私自身は、コードの変換を今のところしていません。
もし、主が「この曲を弾きなさい」とおっしゃっていると感じたら、変換しなくても、変換してでも、弾きますけれど☺️(笑)
私の礼拝スタイルの話ではありますが、皆さんの礼拝スタイルに合わせて、テーマごとだったり、コードごとに曲を集めてファイルにできるので、曲決めにおすすめです(*^^*)
4. 書き込み自由
紙の楽譜に、書き込みが自由にできるように、電子化された楽譜にも、自由に書き込みができます!
また、ペンひとつで、ペンの種類、太さや色が変えられるので、とっても便利です。
拡大もできるので、細かく書き込むことができます。
また、書き込みを削除したり、書き込みのないページに戻したりするのも簡単にできます。
5. コピーが不要になるため、お財布にも環境にも良い
メリットの1つめを解消すべく、それぞれの楽譜をコピーして、1枚ずつの紙のバインダーを作成した時期もありました。
その日使う曲の紙をファイルに入れて、当日持っていくことで、安心して、弾くことができました。
また、たくさんの楽譜をルーズリーフのように、コードごとでまとめたり、名前順でまとめたり…とにかく頑張っていました。
楽譜が増えるほど、管理が大変になり、曲を選ぶのも大変になっていきました。
そこで…楽譜の電子化!
この電子化によって、コピーの印刷が不要になり、検索したら曲をすぐに見つけられるようになって、管理も楽になり、コピー代もなくなりました!!
電子化のデメリット4つ
反対に、使ってみて、感じた電子化のデメリットをお伝えいたします。
また、まずタブレットがないと電子化されても見ることができません。
タブレット端末の購入といった面で、初期費用が高い…といったことも挙げられますが、日常使いということで、デメリットから除いています!
1. 充電を気にしなくてはいけない
iPadなどの端末は、電子機器であるため、どうしても充電が必要になります。
充電が切れてしまった場合に備えて、モバイルバッテリーを持っておくのも予防策になりますが、少し重いですよね…。
ちなみにiPadは1日使ってやっとバッテリーがなくなる程度なので、必ず夜に充電する習慣をつけておけば、大丈夫かな、と思います!
2. 目に優しくない
ブルーライトの影響は大きいです。目が疲れてしまう方も多いかと思います。
ブルーライトが本当に苦手な方は、ブルーライトのでないキンドルホワイトなどの端末もおすすめです!
けれども、あまり詳しくないので、書き込みや複製が簡単にできるのかは分かりかねます…。
3. もしかしたら、あまりよく思わない方もいらっしゃるかも…?
礼拝中に、電子機器を使うことに否定的な考えを持っている方がいらっしゃった場合には…
私の意見としては、つまづきにならないように、やめたほうが良いのかもしれませんね…。
ただ、今の時代、パワーポイントやパソコンを使用してメッセージをされる牧師先生もいらっしゃいます。
また、礼拝中に奏楽者の楽譜を見ている方はあまりいないと思いますので、気にされる方も減ってきているのではないかな、と思います。
この判断は難しいところではありますが、教会の牧師や皆さんに聞いてみてください!
電子機器の画面の明るさは変えられるので、目立たない程度、暗めにするとよいかもしれませんね!
4. 落としたり、壊れたら、大変!
電子機器のトラブルとしては、落としたり、壊れてしまうことが挙げられると思います。
奏楽当日に、突然機械が壊れてしまったらどうしよう…そんな時のために、ファイルのバックアップをとっておきましょう!
私はGoodnote5というアプリを使用しているのですが、Googleドライブにバックアップをとっているため、スマホやパソコンからでもファイルにアクセスすることができます。
万が一、当日壊れてしまった場合には、ファイルから、印刷したり、他の画面で見られるようにしておきましょう!
終わりに
いかがだったでしょうか?
デメリットがあることもご理解いただいた上で、電子化の素晴らしさを感じていただけたでしょうか(笑)
讃美歌の電子化にぜひトライしてみたい!という方が起こされ、奏楽のさまざまな負担から解放されて、ひとりでも喜びつつ奉仕される方が増えたら、嬉しいです(*^^*)
今あるものに満足…いつも喜んでいなさい…ですから、私もまだまだですね…^^;
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